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配電盤と分電盤の違い

query_builder 2025/01/05
コラム
53
配電盤と分電盤は、電気の安全や利便性を高めるために重要な役割を果たしています。
しかし名称が似ていることから、区別がつかないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、配電盤と分電盤の違いについて解説します。
▼配電盤と分電盤の違い
■役割
配電盤は、送電線から受けた電力を、建物内の各回路に適切な電圧と電流で配分する装置です。
分電盤は配電盤から受けた電力を、さらに細かい回路に分配する役割を担っています。
■構造
配電盤は、主幹ブレーカーと分岐ブレーカーから構成されています。
主幹ブレーカーは送電線からの電力を遮断する役割があり、分岐ブレーカーは主幹ブレーカーからの電力を各回路に供給する役割があります。
一方分電盤は、分岐ブレーカーのみから構成されているのが特徴です。
分岐ブレーカーは、配電盤からの電力をさらに細かい回路に供給する役割を担っています。
■使用される場所
配電盤は建物の入り口付近や屋外に設置されることが多く、送電線と直接接続されます。
しかし分電盤は、建物内の各階や部屋に設置されることが多く、配電盤と間接的に接続されます。
また、配電盤は主に工場やビルなどで使用され、分電盤は住宅やオフィスなどで使用されるのが一般的です。
▼まとめ
配電盤と分電盤の違いは、役割・構造・使用される場所にあります。
それぞれ適切に稼働させるためには、正しい場所や方法で設置することが大切です。
当社は、さまざまな現場の電気工事や配線工事に対応しておりますので、電気設備でお困りの際はぜひご相談ください。

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