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電気工作物の種類について

query_builder 2023/10/15
コラム
31
私たちの生活や仕事をするうえで欠かせない、電気工作物。
あまり聞きなれない言葉ですが、どのような種類があるのでしょうか。
そこで今回は、電気工作物の種類についてご紹介します。
▼電気工作物とは
電気工作物とは発電所・変電所・受電設備など、電気を供給するために必要な設備の総称です。
基本的には、車両や船舶・航空機ではなく、一般的な建物に設置されている設備のことを指します。
電気工作物は設置場所や使用方法などさまざまなものがあり、設置基準や技術基準が定められているのが特徴です。
▼電気工作物の種類
■一般用電気工作物
一般住宅・事業所・小規模店舗に設置されており、低圧600V以下の電圧を受電することが可能です。
電気工作物の中でも電圧が低く、安全性に優れた電気設備が含まれています。
主な一般電気工作物は、以下の通りです。
・太陽光発電設備(10~50?)
・風力発電設備(15~20?)
・コージェネレーションシステム用発電機(8?)
基本的には、第二種電気工事士の資格を持つ方が対応できます。
■事業用電気工作物
電力会社が店舗・施設・工場などで利用する、大規模な発電所や変電所が対象です。
事業用電気工作物は、以下の2つに分けられます。
・電気事業用電気工作物…電力会社が運用している発電所や変電所などの電気配給設備
・自家用電気工作物…工場・ビルなど分電盤や変電設備などの電気工作物
事業用電気工作物には、電気事業法上の保安規定に基づき、電気主任技術者の配置が義務付けられています。
電気主任技術者の配置が難しい場合は、有資格者が在籍している外部へ委託する必要があるでしょう。
▼まとめ
電気工作物の種類は「一般用電気工作物」「事業用電気工作物」の2種類です。
一般電気工作物は第二種電気工事士が対応できますが、事業用電気工作物は電気主任技術者の配置が義務付けられています。
『YDS株式会社』では埼玉を中心に、一般用及び自家用電気工作物の工事に対応しておりますので、ぜひお問合せください。

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