制御盤という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
「
制御盤の意味や目的が分からない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、
制御盤について解説いたします。
制御盤について知識を深めたい方は、参考にしてみてください。
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制御盤とは
制御盤とは、機械や設備をコントロールする装置が入った箱のことです。
機械を制御するための、重要な部分と言えます。
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制御盤の中身
制御盤の中には、機械の動作状況の監視や操作するための表示灯・操作スイッチが入っています。
また、安全装置や過電流保護装置・異常検知装置なども備えられていることがあります。
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制御盤を使う目的
制御盤は、工場や発電所で主に使用されています。
制御盤により機械をコントロールすることで、生産性や安全性を向上させるのが目的です。
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制御盤と配電盤や分電盤の違い
制御盤と似た言葉に、配電盤や分電盤があります。
配電盤は、電力会社から送られてきた高い電圧の電気を受け止め、低い電圧に変えて配る設備のことです。
さらに分電盤は、配電盤から送られた低い電圧の電気を受け止めて、各設備に分ける役割を持ちます。
分電盤には漏電ブレーカーや安全ブレーカーなど、安全に電気を供給するための装置もついています。
機械をコントロールする役割を持つ
制御盤とは、全く役割が異なるのです。
■まとめ
制御盤は、機械をコントロールするためのものです。
工場や発電所などに設置されており、安全性や生産性の向上を目指しています。
配電盤や分電盤と言葉が似ているため混同してしまいがちですが、役割が異なります。
『YDS株式会社』では、
制御盤の設置も承っております。
電気設備に精通したプロフェッショナルが施工いたしますので、安心しておまかせください。