計装工事と電気工事には、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。
工場やビルをはじめとする施設において、
計装工事と電気工事は欠かせない工程です。
今回は、
計装工事と電気工事の違いについてご説明いたします。
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計装工事と電気工事の違い
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計装工事
計装は湿度や温度を計測し、コントロールをするものであり、工場やビルを稼働させるうえで重要な役割を担います。
計装設備とは、制御装置やセンサーなどの組み合わさったものに、計測器を装備した設備のことです。
これらのシステム構築を行う工事のことを、
計装工事と言います。
計装工事を行うには、
計装士という資格が必要です。
資格を取ることにより、自動制御機器をはじめとする計測器の取り付け・配管や配線工事に関する設計あるいは監督を行えます。
■電気工事
電気工事士法において、電気工事は「一般電気工作物を設置または変更する工事」とされています。
さまざまな施設の、送電設備・配電設備・発電設備・変電設備などに関わる工事です。
具体的には、施設に対する新規発電設備の導入や、ビルのオフィス・一般住宅における配線工事などがあります。
電気工事を行うには、国家資格を取得しなければなりません。
第一種電気工事士・第二種電気工事士をはじめとする資格があり、内容によってできる範囲や作業が異なります。
▼まとめ
計装工事は、機械を安全に動かすために必要な制御システムを構築するための工事です。
電気工事は機械が動作できるよう配線や設置などを行う工事で、
計装工事と密接な結びつきがあります。
埼玉にある当社では、
計装工事と電気工事のいずれにも対応が可能ですので、工事をご希望される方はお気軽にお問い合わせください。